人生は一つのプロジェクトだ。

つーわけで『人生プロジェクト』を読んだ。
人生のプロジェクト
人生のプロジェクト山崎 拓巳

サンクチュアリ出版 2007-11-08
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書かれていることは、どこかで読んだことがあるものばかり。
それでも心にぐっとくるのは、押し付けがましくないからか。

写真集に、凝縮された短いメッセージ。そんな本。

この本はプロジェクトの
はじまりから終わりまでの、
基本的な成功パターンを追っている。

なによりもまさるものは経験だし、
実際に動き出さないと
わからないことが多いが、
職業や目的の種類を問わず、
刺激になるだろうヒントを集めたつもりだ。
二人の男がレンガを積んでいた。

「君たちは何をしているんだ?」とたずねると、
一人は「レンガを積んでいるんだ」と答えた。
もう一人は「教会を造っているんだ」と答えた。

そして二人の未来は、まったく違うものになった。
小さな象をつなぐ杭と、
大きな象をつなぐ杭は、全く同じ杭だという。
子象のころに「逃げても無駄だ」と思い知るから、
大人になっても、逃げようと思わなくなる。
できないと思い込んでいるから、力があるのにやろうともしないそうだ。(P83)
「めざす」と「がんばる」は違う。
「がんばっている」が「めざしていない」ときがある。
この違いは見分けにくいが、大きく違う。

「めざす」とは”目標と期限”が明確で、
その達成のために、意思を持って行動することである。(P189)
毎日、お母さんは料理を作っているが、コックにはならない。
一方で、初めて包丁を持ったときから「コックになること」を
目標にした少年は、数年後、コックとして働いている。(P190)