なんとかぼーと毎日を過ごす方法はないものかと毎日ぼーとしながら思いをめぐらせています。
というより、もうすでに結構ぼーとしているわけで。。

ただ、怠惰を求めて勤勉にっていうのは意味はわかるんですが、なんかすごく違和感があるんですよね。勤勉な人はずーと勤勉でいたい人なんじゃないかな。そしてぼーとしたい人は若い時も歳いってもぼーとしたい人なんですよね。

つーわけで『「見えない時間」で稼ぎなさい!』を読んだ。
「見えない時間」で稼ぎなさい! ~1人7役!銀座で働く超多忙社長が教える「潜在時間」の使い方~「見えない時間」で稼ぎなさい! ~1人7役!銀座で働く超多忙社長が教える「潜在時間」の使い方~
野崎美夫

フォレスト出版 2009-04-21
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とにかく何もしていない時間をなくせなんかしろ・・・という本。

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著者のいうところの「潜在時間」とは何もしていない時間のこと。いわゆるビジネス書によくある何かしろパターンの本です。睡眠時間を減らすのではなく、ながら作業でもなんで何もしない時間をなくしてとにかくなんかしろということなんですが、わかるんです。何かした方がいいっていうのはすごくわかるんですが、こんなせかせかしてても何もおもしろくないよと思ってしまいます。ただ、社会的な評価を得るためには他の人と同じ意識でいてはダメなんだと強く思いました。著者のブログ
人生のエンゲル係数は、
人生の決意と覚悟に直結する。
というのがあったのですが、今食うより将来の自分に投資しろということ。
なんとなく毎日が終わってしまうと感じている人におススメです。

成功者は「見えない時間」(潜在時間)を使っている!(P4)
見えない時間とは、1日のなかであなたが今まで見逃していた時間そのもの。
大学を卒業してからは、本格的な短時間睡眠生活に入り、二十代の頃はほとんど三時間睡眠で過ごしました。(P28)
的に矢が突き刺さらないのは、ターゲットを設けないこと。矢が必ず当たると確信できないこと。そして、当たるまで矢を放ち続けられず、途中で止めてしまうこと。この三つしかありません。(P41)
僕はいつもバッグのなかに最低三冊以上の本を入れています。
今日中に読みたい本。その本を読んでしまった時に次に読む本。さらに、もし電車が止まってしまい閉じ込められてしまったなどの、長い待ち時間を強いられてしまったときに読む本。この三冊は、どんなときでもバッグのなかに必ず携帯しています。(P50)
いや、2冊でいいだろと。
移動時間や待ち時間は、時間創造の最大の資源の一つです。(P54)
成功するのは”ながら族”「パラレル・ウォーキング」
同時に複数のことを考える「パラレル・シンキング」
あることとあることをすることで、その間にある、あることをしなくてもよくなったりします。これを僕は「オセロの法則」と呼んでいますが・・・・
たとえば、仕事の資料として10冊の本を読まなければならないとき、そのなかの最も重要な二冊を最初に熟読することで、ほかの八冊はさっと流し読みして、目を通せばそれで十分というようなことです。(P61)
その2冊をどう選ぶのかが大問題なわけです。
人より時間がかかるのなら、人より早く始めればいいだけです。
速さで差をつけられなければ、早さで差をつける。(P76)
アメリカでは、ビジネスランチがビジネスブランチに、そしていまやビジネスブレックファーストに取って代わられています。(P93)
食欲を満たすためだけの食事時間はいらない。(P104)
月曜日から金曜日までの五日間は、半徹で毎日の睡眠時間は朝四〜五時からの三時間で済ませます。
金曜日の夜はできれば完徹して、そのままの勢いで土曜日の夕方までできる限り仕事をします。そして、土曜日の夜は好きなだけ爆睡。身も心もすっきりした日曜日は、いったん仕事をすべて忘れて、自由な時間を過ごします。
そして、日曜日の夜もうひと晩、しっかりと睡眠を確保して、すっきりと月曜日の朝を迎えます。(P120)
過去を記録するのではなく、未来を記録する(P146)
コンサルティング会社のマッキンゼーでは、どんな課題に対しても、三つの選択肢を用意するというルールがあるそうです。考えた結果、問題点が三つある、解決策が三つあるというのではなく、先に三つあると規定しています。
そのうえで、その三つとは何だろうという考え方がゲシュタルト発想法です。(P164)
一番苦しいときが、成功に転じる直前(P176)
僕が大学を卒業して六本木の小さな広告制作会社に就職したとき、給料は手取り10万円しかありませんでした。
そこから3万円の部屋代を引くと残りは7万円。
僕は、給料日のたびに、できたばかりの青山ブックセンターに行って四万円以上本を買っていました。
残ったお金の3万円で一ヶ月間生活していかなければなりません。1日あたりたった1000円です。当然ながら、いつもお腹を空かせ、経済的にはいつも貧しい毎日でした。けれど、四万円の本代は、僕の未来に続く、かけがえのない投資だったのです。
あなたは今、自分が自由にできるお金の何パーセントを自分の未来に投資しているでしょうか。(P185)
最初から質を追求しようとすると、それが伴わないときにやる気も大きく削がれていってしまいます。
まずは、一定量以上がむしゃらにやることが最初は大切です。(P187)