日本、アメリカ、EUとかたっぱしからデフォルトが叫ばれている。
が、実際のところどうなんだろう。そしてデフォルトしたらどうなるのだろう。
何がどうなるかさっぱりわからない。
韓国やアルゼンチンはいろいろあったはずなのに、今や何事もなかったような感じになってるし。。
何もかもわからない。
つーわけで、『日本が破綻しない10の根拠』を読んだ。
日本は破綻しません・・・という本。
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国家破綻の話って本当に昔から言われてますよね。
これを読んだから国家破綻がわかるというわけではありませんが、知識のない俺は「あ、破綻しないんだ」と思ってしまいました。
本書の柱は
負債の部は合計額世界一だけど、日本は資産の部でも世界一なんだぜ!これでどうして破綻するの?
というもの。この手のバランスシートの話よく聞きますね。かつまーも言ってましたし。
10の根拠とされていますが、結局は10のどれもが基本的にはこの部分が根拠となっています。結局破綻しない根拠はこれということです。資産と負債の差額は317兆あまりだということです。
この話自体はよくわかります。ただその資産って現金化できるの?という疑問はあまり解消されていないように思います。
第2章日本経済がふっかつするこれだけの理由
の始めが『急増する世界の原発需要。日本3メーカーの実力発揮。』
地震直前に出版された本なので、どうしようもありませんが、結局日本経済は復活できないでOK?
破綻はしないけど、復活もしないそんな感じでしょうか。
国家破綻するかどうか不安だけど、別にそこまで知りたくはないな・・という人におススメです。
ちなみに当然国家破綻したらどうなるか、どうしたらいいかについては言及されていません。
ので、『2014年日本国破産海外編』も読みました。
あれ、この人2003年国家破綻とか言ってなかったっけ?とは思いつつこれだけ言い続けられるバイタリティは素晴らしいと思います。著者は破綻する!論者なのでそれに対する対策を海外脱出という形で著しています。
以下『日本が破綻しない10の根拠』より―
根拠1たとえ政策金利が低くてもデフレで円は買いの商品!
デフレ傾向が続く中では円が買われ続け、強い通貨にバックアップされる高い信用度を持つ日本国債も暴落することはないだろう。(P18)
根拠2国債金利が示す莫大な日本政府の資産
資産と負債の差額は317兆あまり。政府発表の負債1000兆は、資産を考慮しない借金のみの総額なのだ。(P20)
根拠3デフレ下の日本では国債こそが、投資家にとってのベストチョイス
国は発行した国債を投資家たちに押し売りしているわけではなく、買い手がそれぞれにメリットを感じたうえで国債を買い続けているというのが現実なのだ。(P22)
根拠4日本を企業にたとえると、健全経営の超優良企業!!
日本の流動比率はなんと303%にものぼる。(P24)
根拠5日本は海外に多額の資産を持つ、世界一の金貸し国家である!
日本全体で見ると、日本は世界一の対外債権国(P26)
根拠6経済が行き詰った国家は、ハイパーインフレで復活する。
根拠7そもそも日本においては、ハイパーインフレは起こらない!
根拠8国際社会・経済に衝撃を与えたギリシャは破綻していない!
根拠9かつて破綻した韓国や、アルゼンチンはいまや優良国
根拠10デフォルトが起きたとしても日本国家が消滅することはない
日本で「国家破綻」が起こる可能性はきわめて低い。
1変動相場制の日本ではデフォルト危機に際しては、通貨増刷による償還ができる。
2国債の保有者の多くが国内、それも銀行などの金融機関だということである。
が、実際のところどうなんだろう。そしてデフォルトしたらどうなるのだろう。
何がどうなるかさっぱりわからない。
韓国やアルゼンチンはいろいろあったはずなのに、今や何事もなかったような感じになってるし。。
何もかもわからない。
つーわけで、『日本が破綻しない10の根拠』を読んだ。
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日本は破綻しません・・・という本。
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国家破綻の話って本当に昔から言われてますよね。
これを読んだから国家破綻がわかるというわけではありませんが、知識のない俺は「あ、破綻しないんだ」と思ってしまいました。
本書の柱は
負債の部は合計額世界一だけど、日本は資産の部でも世界一なんだぜ!これでどうして破綻するの?
というもの。この手のバランスシートの話よく聞きますね。かつまーも言ってましたし。
10の根拠とされていますが、結局は10のどれもが基本的にはこの部分が根拠となっています。結局破綻しない根拠はこれということです。資産と負債の差額は317兆あまりだということです。
この話自体はよくわかります。ただその資産って現金化できるの?という疑問はあまり解消されていないように思います。
第2章日本経済がふっかつするこれだけの理由
の始めが『急増する世界の原発需要。日本3メーカーの実力発揮。』
地震直前に出版された本なので、どうしようもありませんが、結局日本経済は復活できないでOK?
破綻はしないけど、復活もしないそんな感じでしょうか。
国家破綻するかどうか不安だけど、別にそこまで知りたくはないな・・という人におススメです。
ちなみに当然国家破綻したらどうなるか、どうしたらいいかについては言及されていません。
ので、『2014年日本国破産海外編』も読みました。
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あれ、この人2003年国家破綻とか言ってなかったっけ?とは思いつつこれだけ言い続けられるバイタリティは素晴らしいと思います。著者は破綻する!論者なのでそれに対する対策を海外脱出という形で著しています。
究極の対策とは、やはり「海外を使うことだ」ということを強調したい。なるべく早く海外に資産を移動させることを実行して欲しい。海外の情報を入手し、実際に現地訪問する。そして、海外口座を保有したり、究極はその国に移住したり、ロングステイしたりすること。それらのことを行う準備を早めにして欲しい。(P4)ちなみに著者がおすすめの地域はニュージーランドとシンガポールのようです。胡散臭さいっぱいで逆にそれが魅力となっています。
以下『日本が破綻しない10の根拠』より―
根拠1たとえ政策金利が低くてもデフレで円は買いの商品!
デフレ傾向が続く中では円が買われ続け、強い通貨にバックアップされる高い信用度を持つ日本国債も暴落することはないだろう。(P18)
根拠2国債金利が示す莫大な日本政府の資産
資産と負債の差額は317兆あまり。政府発表の負債1000兆は、資産を考慮しない借金のみの総額なのだ。(P20)
根拠3デフレ下の日本では国債こそが、投資家にとってのベストチョイス
国は発行した国債を投資家たちに押し売りしているわけではなく、買い手がそれぞれにメリットを感じたうえで国債を買い続けているというのが現実なのだ。(P22)
根拠4日本を企業にたとえると、健全経営の超優良企業!!
日本の流動比率はなんと303%にものぼる。(P24)
根拠5日本は海外に多額の資産を持つ、世界一の金貸し国家である!
日本全体で見ると、日本は世界一の対外債権国(P26)
根拠6経済が行き詰った国家は、ハイパーインフレで復活する。
根拠7そもそも日本においては、ハイパーインフレは起こらない!
根拠8国際社会・経済に衝撃を与えたギリシャは破綻していない!
根拠9かつて破綻した韓国や、アルゼンチンはいまや優良国
根拠10デフォルトが起きたとしても日本国家が消滅することはない
日本で「国家破綻」が起こる可能性はきわめて低い。
1変動相場制の日本ではデフォルト危機に際しては、通貨増刷による償還ができる。
2国債の保有者の多くが国内、それも銀行などの金融機関だということである。
国家は破綻する――金融危機の800年 | |
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