『断捨離』を読んで以来、部屋にモノがない生活になっている。

モノが少なくなって、本当に大事なものが見えてきました・・・みたいなことは一切ないけど、

身の回りになくてもいいものはいっぱいあることは事実。
そしてモノが少ないと引越しの時すんごく楽なのも事実。

モノも人間関係も情報も感情も、不要なものを取り除くとシンプルに楽しく生活できるのかもしれない。

つーわけで『クーリエジャポン9月号』を読んだ。

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 09月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 09月号 [雑誌]

講談社 2013-07-25
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特集は『人生の9割は、「捨てる」ことで決まる。』
世界ではシンプルに生きることを選択している人が増えています、というもの。
気になるのは記事中の人が一度は金を持っていて、生活を選択できる立場にいた人たちという事実。
シンプルライフを選択するから金が持てるのか、金を持ってるからシンプルライフを選択できるのか。。

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■「捨てること」と「集中すること」で人生の満足度は、きっと高まる

一度に複数の作業をしていると、人はより多くのことをこなせているように思いがちである。ところが実際は、生産性は40%も下がっている。(P20)

下手に弱みを克服しようとするよりも、得意分野を伸ばすことが成功への近道である。あえて弱い分野を捨て去ることが重要なのだ。(P21)


■「最良の結果を得るためにはどの選択肢を捨てるべきなのか?」

買い物客には、英国製のジャムを試食してもらったのですが、これを2つのパターンに分けて実験しました。最初は24種類のジャムを用意し、次の実験では6種類のジャムを用意したのです。
すると、ジャムの種類が多いときのほうが、多くの客が試食に来ました。ですが、実際にジャムを購入した人の割合は、選択肢が少ないときが30%だったのに対して、多いときはわずか3%に留まりました。選択肢が多すぎると、人は選ぶこと自体をあきらめてしまうのです。(P31)

すごく興味深い。最近書店も大型化が進み、ネット書店に対抗するには大型化しないと生き残れないみたいになってますが、本当にそれって買い手にとって有益なのかな?と思ってみたりもします。
バイトだらけの大型書店、検索は端末を使って、粗利の高い書籍以外の商材を置いて・・・でネット書店に対抗できるのかな。まあリアル書店の限界が来ているといえばそれまでかもしれませんが。


■「引き算の法則」を応用すればあなたの会社も強くなる

動画配信大手のネットフリックすでは、従業員は好きなだけ休暇をとっていいことになっていて、休暇規定はもうない。こうした企業は、従業員が毎日出勤しているかどうかよりも、仕事で成果を出しているかどうかを重視しているのだ。(P41)