『金持ち父さん貧乏父さん』を再読してからというもの、

会計関係の本を片っ端から読んでいる。

ひとまず、ファイナンシャルリテラシーを高めてみよう。





『ど素人が読める決算書の本』★★★
ど素人が読める決算書の本 第2版!ど素人が読める決算書の本 第2版!
ジョン太郎

翔泳社 2013-12-10
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決算書を読みなさいよ系の書籍では、個人的には一番わかりやすかったです。
決算書を読めることでどんないいことがあるかを明確にし、
決算書が読めるとこんなにいいことがある!
自分が気になる会社の状態がわかる
「名前」や「ブランド」ではなく、「実態」で会社の良し悪しがわかる
株や投資の際に断然有利になる
芽には見えない世の中のお金の動きが見えるようになる
ニュースや経済の話などが理解しやすくなる などなど(P5)
それがどれだけ必要かを説き
個人的には、英会話よりも役に立つんじゃないかと思います。より生活に身近な、お金という世界の言語を理解できる訳ですから。(P5)
簿記との違いを説き
簿記は「決算書を作る人」のための勉強なのです。(P6)
それから決算書のもろもろを説明していくという手順です。


『知識ゼロからのいい会社、悪い会社の見分け方』
知識ゼロからのいい会社、悪い会社の見分け方知識ゼロからのいい会社、悪い会社の見分け方
月舘 堅

幻冬舎 2010-08
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本書より

新規取引先または現在取引中の会社を調べたいという場合の
雨が降ったらタイヤの泥はねに注目(P36)


『会計HACKS!』★★
会計HACKS!会計HACKS!
小山 龍介 山田 真哉

東洋経済新報社 2010-04-16
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個人的には
よく誤解を受けやすいのですが、長期投資が短期投資に比べ、リスクが少ないというわけではありません。長期的に保有する分、短期投資よりも株価の変動幅は大きくなりますし、かえってリスクが高いと考えることもできます。(P159)
と、労働分配率は1円の利益も生まないムダ指標
景気が良くなれば分配率は下がり、悪くなれば分配率は上がる。労働分配率は、そのくらい外部環境の変化に左右される指標であり、会社の特性を分析するには役に立ちませんし、会社を良くしていくための方策を考える用途には、なおさら無力な指標なのです。(P204)
というのに注目。
本書より

山田 仕訳ができれば会話できますからね。ジェスチャーなどの肉体言語に匹敵するくらいのパワフルな言語です。(P8)

時間を奪うものを負債と考える(P74)

節約は絶対額で考える(P89)

趣味は一つに絞る(P108)

マーケティングと会計は実は、在庫管理をはさんで表裏一体のもの。しっかりと連携していくことが重要です。会計的に見ると、在庫は少なければ少ないほどいい。罪庫と呼ぶ人もいるくらいです。一方、マーケティング視点から見れば、在庫が少なすぎると販売のチャンスを逃すことになります。
在庫が多いと廃棄損、少ないと機会損失。在庫という要素を隔てて、会計とマーケティングがせめぎ合うのです。(P250)

『中野トリップスター』
中野トリップスター (新潮文庫)中野トリップスター (新潮文庫)
新野 剛志

新潮社 2014-02-28
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一番おもしろいのが、作者の経歴になってしまっているような・・。過去作品より明らかパワーがないです。
ただ、映像化しそう感が半端なく、映像化したらそこそこ面白くはなりそうかな。


『日本の知らない風力発電』★★
日本の知らない風力発電の実力日本の知らない風力発電の実力
安田 陽

オーム社 2013-11-30
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風力発電を含む、再生可能エネルギーに関して、日本は大きく遅れをとっているという本。

本書より

「世界の常識は日本の非常識、日本の常識は世界の非常識」・・・。さまざまな分野で使われるよくある言いまわしですが、これは風力発電の分野にもまさに当てはまり、海外出張から帰ってくるたびに深くため息をついてしまいます。(P3)

風力発電はヨーロッパが主導して技術や市場を牽引していることがわかります。(P16)

ヨーロッパやアメリカの国々が風力発電などの変動電源をいかに電力系統に導入するかを20年近くかけて努力している間に、日本はその国際的議論の輪に入ろうとせず、再生可能エネルギーに関してはまさに「失われた20年」を過ごしてきました。我が国もそろそろ、「風力が入らない100の理由」を唱えるより、「風力を入れるための100の方策」を真剣に考えるべき時期に来ているのではないでしょうか。(P188)