学生の時も知っていたけど、社会人になってから執拗に聞くことになる言葉。
ランキングをつくったらきっと上位に入るだろうワード「PDCA」
これまで数々の計画を立ててきたけれど、短期のものまで達成させられたことはない。
考えてみれば、毎年1月1日に『聖の青春』を読む習慣があって、その後に必ず1年の計画表をつくっている。
毎年作るのに、4月ごろには存在すら忘れている。
最近、本気でやりたいことができた。
今まで通りやっていたら何も達成されず終わってしまう。
きちんとPDCAを回して達成しないといけない。
つーわけで『PDCAが面白いほどできる本』を読んだ。
PDCAのプロセスのまわし方を教えよう・・・という本。
Tweet
Figure_PDCA / yyq123
PDCAさえまともに回せれば、必ず目標を達成できます。ただ、なかなかきちんと回すことができないものです。
よく、ひとまず動こうという話を聞いたりもしますが、計画なくして動いて最終目標が達成されるということは聴いたことがありません。たとえDoから始まったとしても、どこかでPDCAサイクルを回すことになります。
目的があり、その目的達成のために一定期間で達成が必要な目標を立てる、その目標達成のために必要な行動計画を立てるという流れになります。
著者の指摘に、会社で掲げた年間目標を日別の目標に落とし込んだものを計画と錯覚してしまうというものがありました。これはあくまで達成する目標であり、計画ではありません。
本書の柱は
とにかくP!!
「計画」作りを重視せよ!
というものと読みました。本書ではPDCAすべてにわたって、説明がなされていますが、
ひとまず、計画を作成してみます。
「組織的に実行の質を高めるために、最も大切なポイントは何でしょうか?」
このような質問を受けた際には、迷わず「メンバーでざっくばらんに会話をする時間を意識的につくってください」とお答えします。(P92)
「結果」より「行動」が重要(P120)
「結果」の数値はコントロールできないが「行動」は自発的にコントロールできる
「メンバーが少ないから」とか、「販促予算が削られたから」という理由で、目標達成をほぼ諦めているリーダーを見かけることがあります。
厳しい現実を前に嘆く気持ちもわからなくはありませんが、現場を任されているリーダーとしてはいかがなものかという思いも拭いきれません。
なぜならば、決められた人員と予算で目標を達成することが、リーダーに求められている役割だからです。(P176)
ランキングをつくったらきっと上位に入るだろうワード「PDCA」
これまで数々の計画を立ててきたけれど、短期のものまで達成させられたことはない。
考えてみれば、毎年1月1日に『聖の青春』を読む習慣があって、その後に必ず1年の計画表をつくっている。
毎年作るのに、4月ごろには存在すら忘れている。
最近、本気でやりたいことができた。
今まで通りやっていたら何も達成されず終わってしまう。
きちんとPDCAを回して達成しないといけない。
つーわけで『PDCAが面白いほどできる本』を読んだ。
[ポイント図解]PDCAが面白いほどできる本 川原 慎也 KADOKAWA/中経出版 2014-04-12 売り上げランキング : 58263 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
PDCAのプロセスのまわし方を教えよう・・・という本。
Tweet
Figure_PDCA / yyq123
PDCAとは「Plan」「Do」「Check」「Action」の頭文字をとったもので、計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)というプロセスを繰り返すこと
つまり
「目標に向かって、計画を立てて実行し、その結果を振り返って、もっと効率的・効果的なやり方をする」(P4)
PDCAさえまともに回せれば、必ず目標を達成できます。ただ、なかなかきちんと回すことができないものです。
「PDCA」が回らない6つの理由
そもそも「計画」ができていないからすべて「計画」に関わることです。著者はPDCAの中でP計画を最も重視すべきとしています。正しく「計画」を立てればいいのです。
「業績予測」=「目標」と考えているから
「できる目標」を設定してしまうから
「計画」がなくてもとりあえず動くから
「目的」を見失ってしまったから
「計画」を作り込む時間がとれないから
よく、ひとまず動こうという話を聞いたりもしますが、計画なくして動いて最終目標が達成されるということは聴いたことがありません。たとえDoから始まったとしても、どこかでPDCAサイクルを回すことになります。
目的があり、その目的達成のために一定期間で達成が必要な目標を立てる、その目標達成のために必要な行動計画を立てるという流れになります。
著者の指摘に、会社で掲げた年間目標を日別の目標に落とし込んだものを計画と錯覚してしまうというものがありました。これはあくまで達成する目標であり、計画ではありません。
綿密な計画を立てることが先決
「計画がある」ということは、目標達成までの道筋を考え抜いたうえで、作りこんだという実感の持てるものがあるということにほかなりません。
言い換えれば、本当にP(計画)ができているのならば、そのあとのDCAは本来、普通に回っていくはずです。(P22)
「PDCAを回したい!」と思うなら、まずは「計画」を作り込もう(P23)
「業績予測=目標」といった考え方になると、「計画」が作り込まれる可能性はゼロだといっても過言ではありません。(P26)
計画の作り込みにまで至らない組織のなかには、そもそも「そこまで計画を作り込む必要がない」と考えているケースも少なくありません。(P32)
高い目標に納得感を持たせるためには、「なぜ、その目標を達成する必要があるのか?」という目的を共有しなければなりません。(P37)
最も大切なのは、明確なゴールがないからこそ、つねに社員間でコミュニケーションをとり続けることで価値観を共有し、決して目的を見失わないことです。(P38)
まとめ
本書の柱は
とにかくP!!
「計画」作りを重視せよ!
というものと読みました。本書ではPDCAすべてにわたって、説明がなされていますが、
本当にP(計画)ができているのならば、そのあとのDCAは本来、普通に回っていくはずです。(P22)とあるように、計画をいかにつくるかが全てになります。ただ、その割には計画作成に割かれたページ数が少ないかなという印象です。
ひとまず、計画を作成してみます。
「どれも重要」は「どれも重要でない」ということ(P66)も踏まえて、一点突破でいきます。
本書より
「組織的に実行の質を高めるために、最も大切なポイントは何でしょうか?」
このような質問を受けた際には、迷わず「メンバーでざっくばらんに会話をする時間を意識的につくってください」とお答えします。(P92)
「結果」より「行動」が重要(P120)
「結果」の数値はコントロールできないが「行動」は自発的にコントロールできる
「メンバーが少ないから」とか、「販促予算が削られたから」という理由で、目標達成をほぼ諦めているリーダーを見かけることがあります。
厳しい現実を前に嘆く気持ちもわからなくはありませんが、現場を任されているリーダーとしてはいかがなものかという思いも拭いきれません。
なぜならば、決められた人員と予算で目標を達成することが、リーダーに求められている役割だからです。(P176)