年始に毎年読んでいる本の一つに本谷有希子さんの『かみにえともじ』がある。

『かみにえともじ』を読んで、エッセイのことをふわーと考えていたら、最近すげえ惹きこまれたエッセイを読んだことを思い出した。


『QuickJapan121』での平野紗希子さんの『全然負ける気がしない』というエッセイ。
クイック・ジャパン 121クイック・ジャパン 121
バカリズム

太田出版 2015-08-12
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『浜崎あゆみが好きだと言うと笑われる。』で始まり

『私たちより少し後に生まれてしまったばっかりに、気の毒にもあゆをおばさん呼ばわりし、西野カナを歌姫と崇め「お気に入りのハイヒールは靴擦れがいつも痛いけどやっぱり今日の服にはこれしかない♪」などという陳腐な駅ビル広告の歌詞世界を心に刻まざるを得なかった年下世代には、正直全然負ける気がしない。(P187)』
で終わる浜崎あゆみ愛を語ったエッセイなのだが、これが本当に惹きこまれるものだった。
浜崎あゆみを好きでも嫌いでもない自分が惹きこまれたくらいだから、あゆファンの人にはたまらないと思う。
どこかまとまりがないように感じたし、なぜこの言葉を選んだんだと思うところもあったりもしたのに、そんなの気にならないくらい熱く、気持ちがいい内容で、浜崎あゆみファンにとにかくおススメ。
121号の特集はバカリズムなのでバカリズムファンの人もついでにこのエッセイは読んでみていいと思う。

このエッセイを書く人が他にどんな作品を書いている人なのか猛烈に興味が湧いた。

つーわけで『生まれた時からアルデンテ』を読んだ。
生まれた時からアルデンテ生まれた時からアルデンテ
平野 紗季子

平凡社 2014-04-24
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